梅田望夫氏絡みの騒動が続いているのは、彼が火消しを放棄しているからだよね

「日本のウェブは残念」発言以来、口を開けば(というよりウェブ上で発言するたびに)騒動を起こしているモッチー。今はオープンソースがどうのこうの、という話が旬のよう。

(※自分がブクマったものを適当に抜粋)
最初のころのモッチー反発の勢いは弱まっているものの、相変わらずブクマはたっぷりついてる。でも、「残念」発言がなかったら、こんなテーマでここまで盛り上がらないだろう。
何ゆえに、モッチー騒動がここまで盛り上がるのか。それは、ウェブ好きの人たちにとっての「裏切られた感」だろう。実際、私も最初積極的に騒動関連の記事をブクマしていたのは、それに近いものだった。

  1. ウェブ進化論」で、「今のウェブってすごいんだよ!もうすぐ日本の世界もこうなりますよ!ウェブがんばれ!超がんばれ!」
  2. 本がバカ売れ。ウェブ好き歓喜。ちょうがんばる。
  3. 「やっぱり日本のウェブは残念。俺は一流が大好きだから一流の尻だけ追いかけます。(だから三流どもは勝手にやってろバーカ←本当は言ってないがこう聞こえる)」
  4. 炎上
  5. モッチー、人体実験発言など、含みがあるのかないのか分からない謎発言を連発。本人がフォローしないので、ほとんどネガティブに受け取られる。
  6. 他にも発言するたび突っ込み・揚げ足取りなどで現在に至る

つまり、モッチーが最初に「裏切った感」を植えつけたあとまったくフォローしないため、ウェブ好きは「ああ、そういうことか」と鎮火することなく、「また裏切り者がなんか言ってる!オロス!」という状況が続いているのであろう。
で、話をややこしくしているのが、合間合間で中途半端に(というと怒られるかもしれないが)一流の人たちが登場して批判や擁護をしたこと。そっちは上の人の理論、ブクマする側はそんなのどうでもよくて単に感情だけで、あっちにマンセー、こっちにファック!
まとまらないけど、とりあえずモッチーは、「別に君たちを裏切るつもりで言ったんじゃないんだ」と一筆書くか、「てめぇらザコに興味なんてねーんだよボケ!」と吐き捨ててシリコンおっぱいバレーに引きこもるか、どちらかの対応をした方がいいんじゃないのかな、と思った。