学生風の男女とサラリーマンが入り乱れる様

今日は仕事で都内のとある駅に行った。
そこは、ビジネス街だが近所には専門学校や予備校があり、道行く人は若い男女(どちらかと言うと女の子が多い)か汗臭いオッサンが半々といった感じで、なんとも異様な光景を作り出していた。
俺はどうみても汗臭いオッサンサイドにいるが、同じ人間でも水と油のように絶対に交じり合わないけど同じ場所にいるという状態が存在することに少なからず感動を覚えた。
帰宅前に、晩飯を食べようと立ち寄ったチェーンの中華料理屋にも、同様に若者とオッサンが混在しており、俺が座った席の近くでは若者集団ができるだけ安く食事を済ませるための頼み方に苦労しているのを尻目に、定食+ギョーザ+ビールという注文で社会人の財力を存分に見せつけ満足して帰った。相変わらず若者たちはキャッキャと楽しそうに話ながら安い飯をちまちまと食っていた。
帰宅してから、俺は涙をおかわりした。