小倉百人一首(1-5)

小倉百人一首 - Wikisourceにあるものを勉強がてら少しずつ書いていく。

1. 天智天皇

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ
(あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ)

2. 持統天皇

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
(はるすぎて なつきにけらし しろたへの ころもほすてふ あまのかぐやま)

3. 柿本人麻呂

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
(あしびきの やまどりのをの しだりをの ながながしよを ひとりかもねむ)

4. 山部赤人

田子の浦に うちいでてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ
(たごのうらに うちいでてみれば しろたへの ふじのたかねに ゆきはふりつつ

5. 猿丸大夫

奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき
(おくやまに もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき)